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2009年3月 7日 (土)

コレクションでたどる姫路市立美術館の25年Ⅱ 版画の魅力

川西英、ムンク、ピカソの版画を一挙に公開する? 気になって行ってみた。(2009年3月7日)

姫路市立美術館の所有品を中心に、国内外の版画が122点。川西英(サーカス、露台、軽業、等)と川西祐三郎(室津、のじ菊、書写山、等)の作品は安心して鑑賞できた。

ピカソの「貧しき食卓」は力作だ。力強いが暗く悲壮で考えさせられる作品だ。リビングに飾る版画じゃないなぁ。

フランスによるスペイン侵略を題材にしたフランシスコ・デ・ゴヤの「戦争の惨禍」シリーズは、報道写真に通じる社会派作品だ。1863年の作品だが、そのメッセージはいまでも強烈だ。

あと木版、銅版はともかく、リソグラフとシルクスクリーンの技法も勉強になった。

で、永井一正「日本の古典芸能 長唄・三味線」が気に入った! 1981年に制作されたオフセット印刷のポスターだ。月夜を背景に、中央を三味線の弦が縦に走り、その前面を日本の象徴である桜が舞う。われわれの共有する精神が、わずか103ミリ×73ミリの空間に顕現しているのだ。本日の最大の収穫だ。(複製ポスターもポストカードも無かったのが大いに不満だ。)

コレクションでたどる姫路市立美術館の25年Ⅱ 版画の魅力
http://www.city.himeji.lg.jp/art/
2009年3月8日まで!(明日か!)

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