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2009年5月18日 (月)

イタリア美術とナポレオン 京都文化博物館

京都駅ビルの高橋留美子展に続けて観賞した。(2009年5月16日)

「イタリア美術とナポレオン、美術と歴史が織りなすフェッシュ美術館の至宝をお楽しみください」とのことで、ナポレオンの叔父のコレクションをもとに設立された、コルシカ島のフェッシュ美術館の収蔵品が展示されている。

15世紀のボッティチェッリ(舌を噛みそう)の「聖母子と天使」や、18世紀のジャクイントの「サン・ニコラ・デイ・ロレネージ聖堂のための習作」等が展示されていたが……。
正直、心を鷲掴みにされる作品はなかった。宗教画も迫力はないし。

ただ、「第4章 ナポレオンとボナパルト一族」は良かった。
ナポレオンのデス・マスク。死してなお、石膏型取りされて、人々の前にさらされる。良いのか、悪いのか。

ナポレオン3世の小さな肖像画が気に入った。平服かつ小さな額に納まったもので、煌びやかな衣装を纏ったナポレオン1世の戴冠式の豪華絢爛な巨大絵画と対照的だ。
どうも僕は帝国最後の皇帝、最後の国王に惹かれる。ハプスブルグ帝国の老人皇帝、フランツ・ヨーゼフ1世がそうだし、江戸日本最後の将軍、徳川慶喜がそうだ。
瓦解する国家体制の立て直しに奔走する姿勢が、いまの為政者にない魅力を有しているからだと思う。

で、この京都文化博物館は美術作品だけでなく、京都で撮影された映画のフィルムやポスター、脚本などを保存・展示する映像ギャラリー、京都映画の上映会が行われる映像ホールを有している。いいなぁ。
別館の建物だけ趣が違う。旧日本銀行京都支店であり、国の重要文化財だそうな。明治クラシックスタイル漂う外観と内装が実に良い。

京都府京都文化博物館 イタリア美術とナポレオン
http://www.bunpaku.or.jp/index.html
2009年5月24日まで。

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