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2010年7月10日 (土)

オルセー美術館展2010「ポスト印象派」 国立新美術館

「モネ5点、セザンヌ8点、ゴッホ7点、ゴーギャン9点、ルソー2点をはじめとする絵画115点が、オルセー美術館からごっそり来日。過去に日本で開催されたオルセー美術館展の目玉作品として紹介されてきた作品もずらりと並ぶ、まさに『ベスト・オブ・オルセー』展!」だそうで、東京近郊出張を利用して鑑賞してきた。(2010年7月9日)

六本木アート・トライアングルの一角を占める、日本で5番目の国立美術館。巨大なガラス壁が緩やかな曲線を形成する様は、欧米の巨大美術館にも負けないだろう。

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金曜午後かつ雨天のせいか、待ち時間は無し。休日だと60分待ちらしい。

最初の作品は「階段を上がる踊り子」(1886年)で、これぞエドガー・ドガ、といった作品だ。手前の暗い階段から明るい舞台へとのぼり出る3人の少女たちの、高揚と不安が入り交じった心の内が画面からにじみ出るようだ。

どこかで見た有名作品が多い。モネの「日傘の女性」(1886年)、「ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光」(1904年)、ゴーギャンの「タヒチの女たち」(1891年)、「<黄色いキリスト>のある自画像」(1891年)等々。
ゴッホの「アルルのゴッホの寝室」(1889年)や「自画像」(1887年)の前は人だかりの山だ。

「気に入った作品を選び、じっくりと鑑賞する」ことを心掛けた。
レイセルベルヘの「舵を取る男」(1892年)が気に入った。荒れ狂う海で小型漁船を操作する中年男。緑色の粗い粒子が暴力的な海を魅せている。遠くに見える大型帆船は霧にかすみ、ただ風と波に抗う男の命がけの航海がクローズアップされる。

ゴッホ作品のお気に入りは「星降る夜」(1888年)だ。夜のアルル地方、ローヌ川沿いを連れたって歩く男と女。天上には輝く大粒の星々が、いまにも降り落ちそうだ。川面に目をやると、長い光の帯。街中の瓦斯燈の灯りが星に負けじと煌めき競う。ロマン溢れる作品だ。

モーリス・ドニの「ミューズたち」は太くシンプルな木の色彩と、思い思いに佇む9人の現代の女神達の構図が実に良い。これを部屋に飾りたいな。(残念ながら複製画もハガキもなかった。)

ん~。でも正直、ルーブル美術館展に比べると、感動はいまひとつだなぁ。宗教を題材にした重厚な絵画が僕の好みに合うようだ。

お土産はMusee d'Orsay の木軸ミニボールペンと、ゴッホの「星降る夜」のポストカードだ。アンティークコーナーではミュシャのリソグラフが販売されていた。お値段19万円~120万円なり。……また今度にしよう。

オルセー美術館展2010「ポスト印象派」
http://www.nact.jp/
http://orsay.exhn.jp/

2010年8月16日まで。関東の人は行くべし!

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コメント

ここの女http://proteinwater.info/ent/j1tksfk/
チ◎ポがありゃブサメンでもいいんだなww

俺みたいなのでも、もう4人にサポってもらったしw

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