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2015年4月16日 (木)

2014年12月ロンドン その1 [男ひとり旅の美学]

8か月ぶりのロンドン。4泊6日の歳末弾丸旅行を敢行した。

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【参考データ】
往路便
 2014年12月26日 関西空港11時20分発KL868便、アムステルダム行き
 2014年12月26日 スキポール空港18時50分発KL1027便、ロンドン行き

復路便
 2014年12月30日 ヒースロー空港10時発KL1028便、アムステルダム行き
 2014年12月30日 スキポール空港14時40分発KL867便、関西空港行き

宿泊先:Amba Hotel Charing Cross(4泊)
        (Formerly Charing Cross Hotel)

■2014年12月26日、ロンドンへ向けてGO!
関西空港セキュリティチェックは長い行列! さすがは年末で、まだマシなほうかも。
スカイマイルのゴールドメダリオンなのでラウンジへ。白ワイン、寿司とフルーツの軽食で、タキシングする航空機を眺めつつほろ酔い。
両替すると、なんと1ポンド195円ときた! ぼりやがるな。

KL868便のエコノミーコンフォート席は満員御礼。昼食は赤ワイン+ビーフストロガノフでまぁまぁ。
しかし、恐怖の10列シートはさすがに狭い。前後方向も詰め込み座席のようで、最前列でも足元に余裕がなく、足を延ばせずくつろげないぞ。昔と違ってエコノミーは「詰め込む」ことに主眼を置いているんだな。

映画『万能鑑定士Q』を鑑賞。面白かった。ラストの「モナ・リザ」鑑定は一人でやっても良いと思うが、ノベルだからこんなものか。
19時10分、先は長い。

エコノミー客の常識、機内散歩をしようにも、10列シートだから通路が狭く、思うようにいかない。これはひどいぞ。

21時45分、夕食はいつものパスタだ。少し固い。

機内はひどく乾燥するので、マスクはかかせないな。
22時55分、現地時間14時55分にスキポール空港へ到着。11時間30分は長かった。

乗継便を待つ間、お気に入りのKLMラウンジへ。

WEBでMiss Saigonを予約。最高席だけあって124GBP(23,000円)もした。
あと、各博物館をチェックすると……12月26日はどこも休館ときた! 甘かったか。

セキュリティチェックを終え、18時20分にバスに乗って駐機場へ。シティ・ホッパーのかわいい機体だ。
18時30分take off、紅茶を飲み終えるとヒースロー空港だ。時計を一時間遅らせて、と。
19時15分入国完了。手持ちのオイスターカードに10GBPチャージして、地下鉄に乗車。
19時55分にLHR駅を出発し、21時にCharing Cross駅に到着。途中でじいさんに席を譲ってかっこよく立つ。実は結構きつかったりする。

■チャリング・クロスホテル

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今回は有名なAmba Hotel Charing Cross チャリング・クロスホテルに宿泊する。
ん、良い雰囲気のホテルだ。

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で、1510号室は…ドアのセキュリティが壊れているぞ!
1610号室に変更してもらい、ひとまず安心……こっちは窓のセキュリティが壊れているぞ!
高層階とはいえ、いやだなぁ。(明朝に修理となったが、チェックアウトまでほったらかしだった。)

で、バスタブがないぞ。予約シートを確認すると、「シャワーのみ」とある。ぬかったか。
でも熱いお湯ふんだんの快適なシャワーだったので、問題なし。

窓のセキュリティを除けば、とても快適なホテルだったと思う。(後述)


■2014年12月27日、クリスマスムードの残るロンドンを歩く、歩く!

7時40分起床。外はまだ暗い。日本より一時間ほど夜明けが遅い?
朝食は有名レストラン、ザ・テラス・オン・ザ・ストランドで。窓側席は満席だった。残念。
ヒルトン系ホテルの豪華なイングリッシュ・ブレックファストには及ばないが、朝食の味は合格点だろう。

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9時45分、散歩へ出発。
で、あまりの寒さにホテルへ戻り、マフラーを巻きなおして再出発。

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ホテルの目の前、クリスマスモードのトラファルガー広場を歩き、お気に入りのナショナル・ギャラリーへ。
昨年に続いて、またルノワールの『雨傘』がない。係員に訊くと「3年先まで戻ってこない」だと? う~む。

『ジョン・グレイの処刑』をじっくり観る。

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うん、ナショナル・ギャラリーは良作が多い。フロア32と41が特に良い。
『サン・ラザール駅』

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『沐浴するスザンナ』

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HER MAJESTY'S THEATREで29日夜のThe Phantom of the Operaのチケットを購入。67.5GBP。
リージェントストリートを北上し、リバティ百貨店へ。土産物のcameoを探す。450GBP。う~ん。

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雨だ。TUBEに乗車してMuseum of Londonロンドン博物館へ向かう。
おや、地下鉄が途中で停車したぞ? 他の車両の故障で待たされている? 冗談を。
NETも接続不可の状態で、15分も待たされた。
結局、次の駅でも長時間待たされそうだったので降車。歩くことにした。


■Museum of Londonロンドン博物館 Victorian Walk!

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13時に到着。入場料12GBP。子供の多いこと。
ここは先史時代からローマ、ノルマン、近世~現代までのロンドンの街と人々の姿を活写した展示となっている。

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これは女性権拡張運動の関係かな。

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「ロンドニウム」時代のローマン・ウォールが遺されている。

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特別展「シャーロック・ホームズ展」は作品連載誌等の出版物、ドイル愛用品、映画に使われた衣装、小物等が展示され、実に興味深い内容だった。

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1908年のタクシー。形や性能は違えど、賃走/空表示を含め、その機能が丸ごと、現代のロンドンタクシーに受け継がれていることがわかる。

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特筆すべきはVictorian Walkヴィクトリアン・ウォークだ。当時の街並みが再現され、小物類もアンティークで実に良い。

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現代のLONDONを要約する絵画があった。
EnTWINed,2010『The Singh Twins』

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ポストカード(1.4GBPは高いな)、館内のカフェでラテとケーキ(5.45GBP)。
15時まで滞在した。満足。


■南海商会、東インド会社の面影を探して……

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セントポールからチープサイド通りを東へ歩き、王立証券取引所へ。ここからはチャールズ・ラム『エリア随筆』を呼んで興味を抱いた南海商会、そして東インド会社の面影、あるいは幻影を求めて散策した。

独特の構造を誇るロイズ・オブ・ロンドン、そして超近代的なガーキンがそびえたつ界隈は、昔もいまも世界金融界の中枢であり、行き交う人も自動車も観光エリアとは別の雰囲気を醸し出す。

南海商会本社、東インド会社本社の存在したであろうあたりにたたずみ、過ぎ去った過去を感じ……られたかな?
(残念ながら、それらしき青いプレートは発見できなかった。)

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■TOWER BRIDGE タワー・ブリッジのエンジンルームは圧巻!

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Minories STを南下し、TOWER BRIDGEへ。16時30分なのに、もう辺りは暗い。
内部の博物館、歩行橋、エンジンルームの入場料で9GBP。
その価値は十分にあり。

"Victoria Era最高技術"と呼ばれるだけあり、納得の展示だ。
いま、僕に同じものを設計・製造しろといわれても無理。エンジニアとしてまだまだだな。

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タワー・ブリッジの美しさは格別。

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ロンドン塔の歩行橋から西を観る。ロンドンの新しいランドマークとなった、EU最高建築のThe Shardシャードがひときわ目立つな。

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夕方のロマンティックなムードあふれるヴィクトリア・ロードをひとり歩く、歩く。アホっぽいぞ。
バスで一度ホテルへ戻る。
すきっ腹にワイン(室料に含まれる)とクッキーを入れると、時刻はすでに19時10分。
TAXIでPrince Edward Theatreへ。開演5分前、ぎりぎり間に合った。

■観劇 Miss Saigon ミス・サイゴン
1994年にニューヨーク・ブロードウェイで観劇して以来となる。
相変わらずセリフが聞き取れず、僕の英語力に進歩のないことが再確認できた。トホホ。

気になったのは第二幕。エンジニアの米国での店で「ハイ、ハイ」と平身低頭する日本人サラリーマン(首からカメラを提げている)の登場したことだ。20年以上前のネガティブなイメージがそのまま使用されている。演出者はきっと反日主義者か、日本人を馬鹿にしているものに違いない。

ホーチミンの巨大像の前での兵のダンスは良かった。実はこのシーンが好きだ。

終焉は22時30分。

夕食は、まさかの「千鳥饅頭」2個(日本から持ち込んだ)とクッキー(室料に含まれる)、そしてミネラルウォーターだ。
まったくひどいな。

ロンドンの中心、チャリング・クロスで1630年福岡発祥の「千鳥饅頭」を食したのは、前代未聞じゃないだろうか。
1630年といえばチャールズ1世の治世下、ピューリタン革命の前なのか……。


ついでだから、千鳥屋。
http://www.chidoriya.net/


続きます。

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