2016年5月 小樽運河と余市蒸留所 北海道一泊二日 その1 [男ひとり旅の美学]
有名な運河を観て、美味しい寿司を食べて、マッサンのウイスキーを試飲すれば、良い気分転換になるだろう。
というわけで、気楽な北海道一泊二日の弾丸旅行を敢行することとなった。
小樽運河には小樽ビールが良く似合う。
【参考データ】
往路便
2016/5/28土 神戸空港8時20分発ANA577便、新千歳空港行き
復路便
2016/5/29日 新千歳空港18時35分発ANA578便、神戸空港行き
小樽宿泊先:グランドパーク小樽(1泊)
■運河と小樽ビールと涼風は心地よく、蝦夷寿司も美味い。
2016年5月28日(土)
ANA577便はボーイング737-800か。エコノミー席でもANAのシートは良いな。
機内でガイドブック「札幌・函館おさんぽマップ てのひらサイズ」を読む。
小樽、楽しめそうだ。
今回の旅のテーマは次の三つだ。
・歴史的建築物をじっくりと観る。(小樽は寿司だ)
・海運都市のかつての賑わいを想う。(地ビールに期待)
・マッサンの活躍した足跡を辿る。(芳醇なニッカウイスキーが楽しみ)
定刻通り10時10分に新千歳空港に到着。あまり揺れなかった。
新千歳10時30分発のエアポート105号で移動、ほぼ満席だ。
11時45分にJR小樽駅に到着。


アール・デコ調の風情ある駅舎を出ると、はるか東に海が見える。
都通りを南へ。雰囲気はモトコーに似ているが、ここの商店街は半分が閉まっている。
花園・寿司屋通りは、とても観光地らしくない。
花園の南の端に、目的の「都寿司」があった。ガイドブック「札幌・函館おさんぽマップ 手のひらサイズ」の地図(p66)が間違っているぞ!
蝦夷の特上寿司とサッポロビールを生で。
小樽の特産、水たこは、明石たこと違って柔らかい。ウニは5月中旬から採れ始めたばかりの「旬もの」だ。
シャコ、ホタテも旬のもの。実に良かった。
13時よりお散歩開始。花園・寿司屋通りを北東へ向かい、浅草通りを東へ。このあたりから歴史的建築物が増え始める。
旧日本銀行小樽支店
旧北海道銀行本店
ホテル・ヴィブラントオタル

小樽出抜小路は屋台村だ。その2階の展望台から、有名な光景を見てみよう。
電線が邪魔だなぁ。
浅草橋へ出る。ここから観る運河の光景がベストかも。

小樽ビール(ピルスナータイプ)をぐい飲みしながら、運河沿いを散策。絵描きが多いな。



中央橋を超えて、北運河へ。多数の小型船が係留され、ここは昔の運河の幅が残されているそうな。
運河公園の北に、とてもクラシックな建築物が姿を見せている。
■旧日本郵船株式会社・小樽支店
石造りの重厚な建築物。ポーツマス条約に基づく、日露の樺太国境画定会議が開催された歴史的な場所だ。
もらったパンフレットから説明を拝借。
・明治39年に落成した近世ヨーロッパ復興様式の石造2階建て建築。
・設計者は佐立七治郎、施工大工は山口岩吉。地下ボイラー室による蒸気暖房、米国製スチールシャッターなど、当時最新の設備を誇る。
・昭和30年に小樽市が日本海運から譲渡され、博物館とした。国の重要文化財でもある。
1階の小樽の歴史に関する解説が興味深いものだった。
貴賓室、会議室は豪華絢爛なのに対し、1階の営業室はシンプルだが上品な造り。



■旧手宮線跡
小樽運河の西側を寂しく通っているのが、廃線となった旧手宮線だ。ここを通って色内へ出た。
廃線・廃駅って、寂しさの中にロマンを感じられるな。
明治13年に敷設され、小樽と札幌を結んでいた北海道最初の鉄道路。もっと産業遺産として大々的に宣伝して良いだろうに。

■小樽市総合博物館・運河館
15時40分より入館。300円。
第一展示室は興味深く見学できた。郷土史料は確かに有意義だ。
・旧地名「オタルナイ」はアイヌ語なんだな。
・北前船により、上方文化の上陸地点となる、か。(明治中頃まで)
・1865年の人口は1,000人。これが1907年には9万人に膨れ上がるのか。
大正14年の小樽市街地図。
大正時代の街並みが再現されている。

旧小樽倉庫。最盛期には200か所も存在したのか。
■色内本通りから堺町通り・メルヘン交差点へ
歴史的建築物と大正硝子とオルゴール。この界隈は男でも楽しいぞ。


小樽オルゴール堂本館前の「蒸気時計」が面白い。

■水天宮
キツイ坂を上って水天宮へ行き着いたが、眺望はいまひとつ。う~ん。


おや、雨が降ってきたぞ。困るなぁ。
さらに困るのが、堺町通りの閉店の早さよ。18時でどこもクローズ? 観光地なのに?
夜の小樽運河。イメージと少し違うなぁ。
雨足が強い。困ったな。
夕食は浅草通りの寿司処「旬」にした。
お奨め寿司と小樽ビール2種類を試す。ここは穴子が絶品だった。
JR小樽駅へ着くと……函館線大幅乱れ? 札幌まで不通?
ホテルは二駅向こうの小樽築港にあるからいいか。
メルヘン広場で出会ったマレーシアからの旅行者に、札幌までJR不通の旨と、タクシー・バスの時間を説明する……拙い英語ですみません。
21時10分、小樽築港駅に隣接する「グランドパーク小樽」にチェックイン。
17階・海向きの良い部屋だが、外は真っ暗で何も見えないや。
JR札幌方面行きはトラブルが続いているようだ。状況によっては明日の余市行き(の戻り)を断念し、朝から札幌へ向かうほうが良いのかもしれない。
それはともかく、蝦夷寿司は実に良かったな。
舌に残る美味に満足しつつ、続きます。
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