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2016年12月10日 (土)

2016年8月 ポーランドの旅 その1 [男ひとり旅の美学]

久しぶりに東欧を訪れたくなり、ポーランド6泊8日の男子ひとり旅を敢行した。

旅のテーマは次の三つだ。
■西欧と異なる古都クラクフと20世紀レーニン主義の混じるワルシャワを観て楽しむ。
■レフ・ワレサ氏の率いる「連帯」の舞台=旧レーニン造船所をこの目で見て、1980年代の東欧改革を想う。
■人道に対する罪の現場、アウシュヴィッツに立ち、「負の世界遺産」の姿をこの目に焼き付ける。

これが記念すべき(?)20回目の海外旅行となった。


【参考データ】
往路便
 2016年8月6日 関西空港10時25分発KL868便、アムステルダム行き
 2016年8月6日 スキポール空港20時20分発KL1369便、ワルシャワ行き
移動便
 2016年8月8日 ワルシャ中央駅9時20分発、グダンスク中央駅行き高速鉄道EIP4502
 2016年8月8日 グダンスク・レフ・ワレサ空港20時20分発LO3501便、クラクフ行き
復路便
 2016年8月12日 ヨハネ・パウロ2世・クラクフ・バリツェ空港6時35分発KL1992便、アムステルダム行き
 2016年8月12日 スキポール空港14時40分発KL867便、関西空港行き

ワルシャワ宿泊先:Hotel Bristol(2泊)
クラクフ宿泊先:Grand Hotel(4泊)

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ワルシャワ 王宮広場

■2016年8月6日(土) ワルシャワ行

朝7時にJR三ノ宮駅に到着。関西空港行きバス乗り場は混雑しており、7時10分の便に乗車できなかった。
次の7時20分の便で出発。バスチケット売り場はすごい行列ができている。

バス内で8月11日のアウシュヴィッツ現地ツアーを申し込んだ。スマホ&ネット様々だな。
9,600円もしたが、これの「実に価値のある」ことが、当日に証明される。

8時20分に空港へ到着。チェックイン後、これまでの旅行の反省点を考慮し、AIU海外旅行保険を申し込んだ。死亡5千万円で10,780円なり。
両替は80,467円を2,540PLN(ズロチ)へ。まだユーロじゃないんだ。

9時5分に出国後、スカイマイルのゴールドメダリオン特典を利用して関空ラウンジで朝食を摂る。白ワインと寿司、サーモンのマリネ、ミニそうめん、デザートを馳走になる。

10時5分にボーディング開始。エコノミーコンフォートの一番前の窓側(10K)にした。
あれ? 足を延ばせなくなってるぞ!
新鋭航空機787-9だから期待したのに、やはりビジネスクラスのようにはいかないか。
でも隣2席は空席だ。やった!

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10時40分に離陸、11時間11分の空の旅が始まった。
ああ、またメガネケースを忘れてきた。

初搭乗のBoeing 787-9 Dreamlinerは、窓の電子ブラインドが新鮮。
ボタン操作によって、段階的にグレースクリーンになるのだ。明度の調整もできる。
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787型機のエコノミーコンフォート、777型機よりリクライニング角が大きくなったようで、これは良い。
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ACコンセントも各席に装備され、スマホ充電が可能だ。

上空から神戸空港、明石海峡大橋をを見下ろす。
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ハイネケンも美味い。

12時に昼食。チキンのソースが良い。赤ワインもまぁまぁ。
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なんてことだ。この10Kのモニタはタッチパネル式なのは良いが、ヒンジがバカになって固定されない。ダメだ。

クラシック&ジャズを聴く。
イヤホンジャックは従来の3穴式から普通のミニプラグ変更された。つまり航空会社の用意するちゃちなイヤホンじゃなく、いつものマイ・イヤホン(ヘッドホン)がつかえるってことだ。

16時20分、アイスモナカが出た。
機内ではひたすら音楽を聴く。ドヴォルザークは良いが、坂本真綾はもっと良い。

20時(つまり13時)に昼食が出る。ピラフだ。白ワインとの相性も良し。
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やっとヨーロッパ上空に到達。デンマーク上空でえらく揺れた。
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そうこうしてるうちにオランダ上空だ。いまごろ眠くなってきた。

14時55分にランディング。787型機の翼はよく揺れたが、これはしなやかな強さの証明ってことなのかな。

15時50分、オランダの地でポーランド入国手続きが完了。シェンゲン協定って便利だな。
次の便まで4時間弱。KLMビジネスラウンジで時間を潰す。
8月10日のヴィエリチカ岩塩抗の現地ツアーを申し込んだ。4,049円。良いだろう。

ワインと簡単な夕食を摂りつつ、地球の歩き方でワルシャワの予習だ。

20時になっても外は昼間のように明るい。
小型機の737に搭乗。さすがに内部は狭いな。エコノミー席は満席。
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20時40分に出発。中村文則「銃」は面白く、テンポ良く読み進められる。

22時6分、ワルシャワ・ショパン空港へ到着。ラゲッジが出てきたのはなんと40分後だ。遅い!

ペットボトルの水を買う。3.99PLN(ズウォティ)って約105円か。

ワルシャワの空港は小さい。23時になると窓口も結構閉まっている。
あれ、頼みのELEタクシーの窓口も閉まっている……。

わざわざ「白タクには乗らないようにしましょう」と大きな標語が掲げられていて、「空港公認タクシー」がキチンと待機していた。結局、その中のELEタクシーに乗車できた。良し。

約20分でホテルに到着した。料金は65PLNだったがチップを含めて80PLN(約2,100円)を渡した。

Hotel Bristol、ここは文化遺産にも登録されている由緒正しいクラシック・ホテルだ。ヨーロッパに来たらこういうところに泊まらないとね。

で、エクゼクティブ・ルームが満室らしく、ジュニア・スイート・ルームにしてくれた。眺望のない部屋だけど、まぁいいや。
リビング・ルームとベッド・ルーム。廊下を挟んで部屋が二つもあるぞ。
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広すぎる部屋で、ひとり明日以降の計画を練る……。

■2016年8月7日(日) 世界遺産の街、ワルシャワ 王宮広場

8時10分起床。快晴じゃないか!

コンシェルジェに相談するも、今日は日曜なのでどこもフォークロア・ショーを上演しないらしい。クラクフで鑑賞することにしよう。

ここの朝食ビュッフェはイングリッシュ・ブレックファーストで、内容が非常に充実していた。
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遅くなった。10時45分にお散歩開始。
宿泊したホテル・ブリストルの隣は、なんと、大統領官邸なのだ。
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クラクフ郊外通りを北上する。

アダム・ミツキエヴィッチ像
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聖アンナ教会
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日曜日だからか、自転車レースのイベントが大々的に行われていた。観光客にしてみればジャマなんですけど。
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歩くこと約10分、王宮広場に到達。午前中だからか人は少ない。
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ジグムント3世の碑
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旧王宮
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旧市街を北へ進むと、洗礼者ヨハネ大聖堂が見えてくる。
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1791年にヨーロッパ最初の成文憲法「5月3日憲法」の宣言式がここで行われたそうな。


■ワルシャワの歴史 旧市街広場

飲食店と土産物屋で埋め尽くされているが、ここが300年以上の歴史を誇る旧市街広場だ。
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中央には人魚像が鎮座する。当たり前だけど、トップレスなんだな。
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路地へ入ると、こんな感じ。
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北のはずれは新市街。新といっても18世紀のことらしいが。
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観光コースから外れてしまった。城壁の北から旧市街へ戻る。
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市街を護る円形の砦、バルバカン。
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旧市街を一通り歩いたので、王宮広場に戻ります。
馬車が良い雰囲気を醸し出しているなぁ。

■旧王宮

日曜日は旧王宮の入場料がタダらしい。最初は嬉しく思ったが、やはり入場制限がかかっているようで長蛇の列だった。
13時におとなしく並ぶ。15分ほどで入場できた。

ここは当たり。Jan Matejkoによる「Rejtan ― the Fall of Poland」1772年ポーランド分割・消滅の日の絵画が印象に残った。
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あとは王宮らしい調度品の数々。
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まさか、ワルシャワでレンブラントを見ることができるとは!
Rembrandt van Rijn「Girl in Picture Frame("The Jewish Bride")」(1641年)って、まんまやないか。
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この絵画のポストカードも購入。なんと1PLN(26円)だ。

それでは次。クラクフ郊外通り~新世界通りを南下しようか。
ヨーロッパらしい街並みが続く。
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ワルシャワ大学
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ポーランドの英雄、コペルニクス像
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カチンの森事件=旧ソ連軍によるポーランド人将校の大虐殺に抗議するは、ポーランド軍女性兵士かな?
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パリ・ロンドン・ベルリンと異なるワルシャワの表情を垣間みたところで、続きます。

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