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2016年12月13日 (火)

2016年8月 ポーランドの旅 その3 [男ひとり旅の美学]

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1980年レーニン造船所のレフ・ワレサ氏が率いる「連帯」。東欧革命はここから始まった。


2016年8月8日(月) 晴 ポーランド三日目

なんと、二日酔いだ。頭が痛い、胸もムカムカと気持ち悪い。
で、クロワッサンと紅茶とオレンジJとフルーツ少し。この朝食を食べたのがいけなかった。
部屋へ戻ったとたんにanythingを思い切り吐いてしまい、ジュニア・スイート・ルームの高級絨毯が……大失敗。
バスタオルでふきふき……。

チェックアウトを終えて、さぁ出発!
(いちおう、エマージェンシー係を呼び出し、フロントでも説明・了解を得たんです。いまのところ請求はありません。さすがワルシャワを代表する超一流ホテル。)

■グダンスク行

ホテルでタクシーを呼んでもらい、ワルシャワ中央駅へ。20PLN。
さて、9時20分発グダンスク(グダニスク)行きの列車番号はEIP4503とある。
僕のチケットはEIP4502だ。どうするか?

乗ってしまえ。
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こうして不安要素を抱えつつ、2時間50分の鉄道旅行が始まった。
1stクラスは1号車、座席番号24は通路側だ。隣席は不在なので楽だ。
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出発10分後に検札係がやってくる。チケットを見せると「問題ない」とのこと。
詳細を質すと、どうやら、WEBシステム上の誤り(4503→4502)らしい。う~ん、アバウトだなぁ。

1stクラスの特典として簡素な朝食が出た。最初はコーヒー又は紅茶。紅茶を選ぶ。セカンドドリンク? 水にした。
ティーカップにお湯だけサーブされて、ティーパックは自分で入れるのがポーランド流か。
白い円筒状のものは……? おしぼりか。

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えらく時間がたってからクロワッサンが出てきた。美味い。
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ところで、ヨーロッパでは特急に犬を連れて乗せるのが許されるのか。他の客も当然視しているし、子供たちに大人気だ。(写真忘れた。)

東欧の車窓を愉しむ、といってもどこまでも変わらない平坦な光景。「平原」という意味を持つポーランドの国名を実感する。
広大な農場、巨大な風力発電機、ポツリ、ポツリと民家。

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10時38分にDzialdowo駅に到着。フランスTGVなどもそうだが、アナウンスなしですぐに出発するのは危ないなぁ。
今度は森の中を走るのか。
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おや、ケータイがつながらないぞ。

11時48分にMalbork駅着。次だぞ。
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ここでやっとローミング接続できた。

予定より6分遅れの12時14分にGdansk Glownyグダンスク中央駅に到着。少し寒い。
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スーツケースを地下の荷物預け所へ。11PLN。

地上では幹線道路の向こう側に渡ることができない。地下通路を使って北側へ抜ける。
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通常はここから旧市街を目指すのだが、僕はグダンスクへやってきた唯一の目的=旧レーニン造船所を目指すのだ。

■The Solidarity  連帯!

13時にグダンスク造船所=旧レーニン造船所に到着した。
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バルト海沿いの街、Gdanskグダンスク(グダニスク)。旧ドイツ領ダンツィヒ。1980年代東欧民主化の口火を切ったレフ・ワレサ氏の率いる「連帯」の舞台=旧レーニン造船所をこの目で見たい!  それだけの目的でワルシャワから3時間かけて来たのだ。

造船所そのものは規模を縮小して操業中。
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「連帯」記念碑。後ろにEuropean Solidarity Centre。
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立派なEuropean Solidarity Centre Gdanskを見学する。
1980年8月のストライキからから「連帯」が始まり、1981年からの軍事戒厳令、1983年のノーベル賞、1986年の政府との円卓会議、民主選挙を経て、ついに1989東欧革命へ……。
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The Power of Powerless, At war with the people などの標語が気に入った。

「ストライキ、21カ条の要求」
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前法王と並ぶポーランドのヒーロー、レフ・ワレサ(ヴァレンサ)氏。
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1980年は米ソの冷戦真っ只中。ポーランドの「反乱」への西側世界の興奮ぶりが伝わってくる。
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ソ連の介入。恐ろしや。
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戒厳令の跡
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地下活動、円卓会議を経て、東欧初の民主選挙へ。
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そして共産主義帝国の崩壊へ。
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展示は旧メディアとテクノロジーにより工夫され、気が付くと2時間もいた。合格!
「ワレさサん、あなたは幸せだ」で始まる著書「ワレサ自伝」を読んだときの興奮が蘇ってきたぞ。
(労働組合出身の元大統領。空港名もLech Walesaだ。)

博物館はかくあるべし。実に満足だ!

■グダンスク旧市街

クラクフ行き飛行機チェックインまで残り3時間。旧市街を散策することにした。
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ここもワルシャワやクラクフに負けない1,000年以上の歴史を誇る中世都市で、14世紀にハンザ同盟都市として栄えたという。
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大武器庫。中は現代美術展示センターとなっていた。つまらん。
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黄金の門。奥に市庁舎を覗く。
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市庁舎。1379年の起工らしい
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日時計はいいな。
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ドゥーギ広場のネプチューンの噴水
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運河に出る。
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街を挙げて「聖ドミニク・フェアー」を開催しているらしく、露店が実に多く賑わっている。
これは木製クレーン
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グダンスク観光はこれにておしまい。
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■クラクフへ移動します。

グダンスク中央駅に徒歩で戻る。トイレは有料、3PLN。

荷物を受け取り、タクシーで空港へ向かう。約15分で65PLN(チップ込み80PLN)。

18時20分にグダンスク・レフ・ワレサ空港へ到着。
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夕食はハンバーガー。
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19時50分にboarding開始。DHC-8 400型機への搭乗は初めてだ。窓側席なので足元がバスより狭い! 隣のヨーロッパ人はでかい! 
まぁプロペラの前なのでワクワクして良いか。
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20時20分に離陸、ターボプロップ・エンジン音が心地良い。
機内では水と簡素なスナックしか提供されなかった。
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21時12分にlanding、機体の衝撃と振動がスゴイ。
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無事に荷物を確保し、2階へ移動。鉄道経由でクラクフ中央駅へ向かうのだ。
切符はホームの自動券売機で購入するのだが、手順が実に面倒だった。1枚の切符を買うのに3分を要するなんて、非効率的なこと極まりない。8.59PLNもした。

21時47分にKrakow Lotniskoクラクフ空港駅を出発し、22時8分にKrakow Glownyクラクフ中央駅へ到着。
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駅構内の案内が非常にわかりにくい。観光都市なのにこれはない。
タクシー(20PLN)でホテルへ向かう。夜は街灯が少ないので、一人歩きは危険そうだ。

Grand Hotel、ここは1886年創業のクラクフ発の五つ星ホテルだそうな。美女のフロント係員が日本語を話すので驚いた。少したどたどしいが、十分会話できるレベルだ。
で、広めのダブル・ルームに案内してもらえたのは良いが……バスタブがないぞ。他の2部屋をみせてもらったが、狭くてグレード落ちの部屋だ。最初の部屋で妥協した。

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翌日はクラクフ散策。続きます。

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