2016年7月 カンボジア・アンコール遺跡の旅 その4 [男ひとり旅の美学]
シャムリアップのお寺です。
■2016年7月25日(月) ひどい下痢で苦しんで……。
最悪、酷い下痢。熱っぽいし、咳も出てタ○も少々。遠方の観光は不可能と判断し、二度目のアンコール・ワット見物は断念した。
8時起床なるもベッドを出られたのは、なんと11時だ。やはりしんどいぞ。
12時30分にチェックアウトし、キャリー・バッグをコンシェルジェに預ける。
朝食は無し。ホテル内のカフェ・バーへ。ペリエとマンゴージュースが美味しかったが、これはほとんどが外国資本の利益となるのだな、などと余計なことを考える。
グラス2杯の代金は11USD。昨日のトゥクトゥクのドライバーは半日チャーターで18USDだった。
労働力が不当に安くて涙が出そうだ、などとこれも余計なことか。
ホテルにはクロコダイルが生息中。
さぁ、歩こうか。
■お寺
迷いながら歩いたので、残念ながらお寺の名前がわかりません。
お線香の形が面白いです。
■アンコール国立博物館
入り口には客引きのトゥクトゥクがいっぱいだ。
入場料12USD、展示物は写真撮影禁止ですか……。
アンコール遺跡から出土した仏像を中心に、カンボジアの歴史がわかる展示が行われていた。
仏像は何百体あるのやら。初期、アンコール王朝期、その後の時代と、仏像のかたちも変遷していったことがわかる。
お土産売り場が充実しており、シルクのスカーフなんて買ってしまった。20USD。
■シェムリアップ市街
街の光景いろいろ。
う~ん、熱っぽいぞ。ホテルに戻り、またまたマンゴージュースとオレンジジュースを飲む(11USD)。後者は美味しくないが、ここのマンゴージュースは絶品だ!
17時。ホテルの車で空港へ向かう。17時30分に空港へ到着。15USDは良いのだが、ドライバー=ホテルの従業員が執拗にFriendになれなれとうるさい。教育が必要だな。
■帰国です。
シェムリアップ空港のラウンジへ。白玉ヌードルに紅茶でがまん、がまん。
19時40分になった。さて、搭乗だな。
って、搭乗券をよく見ると「boarding time 19:20」とある。冷汗&小走り!
そうか、ラウンジの従業員が不思議&心配そうな目で僕を見ていたのは、そうだったのか……。
搭乗ゲートへ着くと3人の係員が安堵&困惑の表情となり、ひとりから「来た、来た、やっと来た」と言われた(ような気がした)。
機内へも小走り。トホホ。
落雷のスコールの中、小型機は20時15分に勇敢に離陸。
お腹の都合により、残念ながら夕食は辞退した。
21時40分にlanding。ここHanoi Noibai airportの職員は高慢ちきな態度だ。後進国の公務員だし仕方ないか。
スカイ・プライオリティ専用ゲートにより、すぐに乗り換え手続きを終え、ベトナム航空のラウンジへ。
紅茶とカップケーキの質素な夕食。周りのアジア人が実に活気がある(=うるさい)。
22時40分に28番ゲートへから搭乗。関空行きVN330は満席だ。
0時5分にtake off。
だめだ、気圧が低下してさらにしんどくなってきた。
朝食は水とパンのみで我慢だ。
咳とタ○は続くし、お腹の調子もとても悪い。
4時30分(6時30分)landing、大阪は雨か。
■サーモグラフィーに捕まる。
順調に帰国のはずが、入国審査場前のサーモグラフィーに熱感知されたようで、別室へ連れてゆかれた。
体温計で検温すると37.6℃。しんどいわけだ。
確かにVN330機内のトイレの鏡を見た際、顔が真赤だったな。
結局、医師の診断によると感染症ではなく、上気管支炎と食中毒の可能性があるとのこと。
前者は放っておくと肺炎になるそうで、投薬治療を奨められた。後者は現地の食べ物にやられたことが明白。消化の良い食べ物にビオフェルミンが有効と。
あと、現地では、淡水の感染症に注意するべきだそうな。
11時に三宮に到着。まぁ、無事に戻ってこられたので良しとせねば。
【今回の旅の教訓】
1.これからは、旅行中の体調管理に気を配ろう。
2.飲食も、歩きもほどほどに。
3.ホテルでゆっくりする時間を確保しよう。
三つの教訓を確認したところで、弾丸旅行記は終わりです。
最後まで拙文にお付き合いくださり、どうもありがとうございました。
< La Fin >