2017年10月 金沢と和倉温泉の旅 その2 [男ひとり旅の美学・番外編]
・特別名勝、兼六園
■2017年10月9日(月) 金沢へ戻ります。
6時起床、晴れ
加賀屋 雪月花・特別階「浜離宮」の朝食はシンプルだが、どれも美味。満足度高し。
18階のスカイラウンジ「雪月花倶楽部」でコーヒーを馳走になります。
お土産の追加を購い、チェックアウト。加賀屋、また泊まりたいです。
8時15分発の宿のバスでJR和倉温泉駅へ。8時41分に特急能登かがり火4号はスムーズに出発。
(隣に並ぶは「のと里山里海」号らしい。)
9時44分、無事に金沢へ到着。コインロッカー(今度は駅構内のものを確保できた)に荷物を預け、昨日と同じ金沢駅東口7番バス乗り場より「城下まち金沢周遊バス」、今度は右回り(RL)に乗車。「金沢・加賀・能登ぐるりんパス」でフリ-パスです。
10時15分、乗車時間10分程度で「ひがし・主計町茶屋街」に到着です。
■金沢 ひがし茶屋街
バス停から東へ向かい、それっぽい角を曲がると、あの有名な光景が現われる。
公家の京都に対して武家の金沢だから、何か特徴があるかと思ったが、デジャブー。京都に何度も通っていると、いまひとつ新鮮味に欠けるというのが素直な感想。
そんな失礼な思いを抱きつつ、懐華樓(カイカロウ)へ入る。ここも「金沢・加賀・能登ぐるりんパス」でフリ-だ。
パンフレットによると築195年、金沢で最も大きな茶屋建築だそうで、室内はとても雅だ。
金箔の茶室!
ここは良かったぞ!
11時4分、「城下まち金沢周遊バス」(RL)に乗車し、6分後に「兼六園下・金沢城」前で下車。
右手に金沢城が見える。
■特別名勝・兼六園
土産物屋の連なる紺屋坂を上り、桂坂口より入場。「金沢・加賀・能登ぐるりんパス」でフリ-だ。
・ことじ灯籠
兼六園に来たからにはこれを見ないと。
唐崎松、雁行橋を見る。
眺望はまぁまぁ。
それより、松が見事。
霞ヶ池を廻り、内橋亭を経る。
夕顔亭、瓢池。
蓮池門口より兼六園有料エリアを抜ける。
もう12時だ。昼食は……一番手前の食堂「城山邸」で良いかも。
ここの「治部煮そば」は当たり! まろやかなとろみとジューシーな鶏肉のハーモニーが絶品です。
■金沢城
兼六園を出て、隣接する金沢城、石川門口へ。
ああ、どこかに数種類の石垣と書かれていたが、本当だな。
で、このお城、昔から天守閣はなく、二の丸の館が居城だったのか。知らなかった。
石川門の内部へ入ってみる。
天空は晴れ。三の丸広場を横切り、橋爪橋を渡ると、みごとな橋爪門だ。
五十間長屋へ入る。
橋爪橋を見下ろす。
よくぞ、こんな城を作ったものです……。
■金沢21世紀美術館
さて、ここからは歩いてお堀通りを10分ばかり南下し、金沢21世紀美術館にやってきました。
エントランスには、何々? 「レセプション関係者は右、一般者は左へ」
素直に左へ並びます。それにしても黒いスーツの男の多いこと。そして、入場制限……。
なんと、デンマーク皇太子ご夫妻がご来場中とのこと。
ロビーには「デンマーク王国皇太子同妃両殿下 歓迎レセプション」と書かれ、報道カメラマンがごったがえしている。
入場チケットを購入(\1,000円)し、待つこと約15分、ついに「デンマーク王国皇太子同妃両殿下」が現われた。
それはそれで良いのだが、お二人の入場の関係上、あの「スイミング・プール」には入場できないとのこと。ガックシ。
で、第一展示室から順に見ていく。現代美術はわからないのだが……。
おおっ、いまから「スイミング・プール」の地下に入場できるとのこと!
不思議な空間だなぁ。
デンマーク皇太子の演説をしばし聞き入る。
14時55分、「城下まち金沢周遊バス」(RL)に乗車し、15時10分に金沢駅へ到着。
お弁当と地ビール、お土産を購入。
16時29分、特急サンダーバード36号は出発。さようなら、金沢。
外は暗い。残念ながら琵琶湖は見えないや。
お弁当「北陸浪漫」は実に美味。百万石ビールは、微妙な味……。
19時16分、新大阪駅に到着。新快速で家路へ。
最後まで拙文にお付き合いくださり、ありがとうございました。